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 アドネス株式会社代表取締役の三上功太氏は、「日本が高度経済成長した時は、白物家電・自動車、機械産業の勝負。そこから一気に情報産業に移り変わり、この波に乗り遅れるのは致し方ないこと」と指摘。一方で、「これからは変わってくると思っていて、今のアメリカ的な資本主義社会から、日本はいち早く抜け出せるポジションにいるのではないか。インフラのコストパフォーマンスでいえば、世界的に見ても良いほうだと思う。そういう意味で、日本はトップを目指せる時代が来るのではないか」との考えを述べる。

 これに植松氏は「軸足をずらしていく考え方はあって、日本はかなり“資産”を持っていると思う。例えば、外国人が日本に来てコト消費をするが、その中で一番金額が高いのはスキーだったりする。かつての僕らは雪が降って当たり前で、資源とも思っていなかった。そういったものはものすごく貴重な資源で、アニメや漫画のコンテンツも資産。こういったところに着目して、またグローバルトップを目指していく考え方はあり得るのではないか」と返した。

■高度成長期の“まやかし”がバレた?GDPの順位が下がってもいい?
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