“コメンテーター全員が結果を出している経営者”というトーク番組、ABEMA『For JAPAN #45』が3月7日に配信。日本の“絶望と希望”をテーマに議論が交わされる中で、MCの古舘伊知郎が熱くなる一幕があった。
さわかみ投信株式会社代表取締役社長の澤上龍氏は「そもそも投資ってわかってる?」と指摘。「投資をすることで2つのものが作れる。一般的なのは資産、もう1つは未来。資産は、NISAによって多くの人が投資に取り組むようになり、それ自体はいいことだが、お金の大半がアメリカ株に行く。それが円安をもたらし、ガソリンや食料品の値段が上がり、生活に困ってしまう。最適なことをしていると思いきや、全体で見るとバランスを欠いているという、まさに合成の誤謬だ」と語る。
これを受け、古舘が「S&P500はいいとか、日本よりアメリカみたいな推奨がいっぱいある。あれは間違いだ?」と問うと、澤上氏は「確かにアメリカ株は上がってきたので、資産づくりという意味ではここまでは順調だったと思う」と回答。
古舘伊知郎「俺、田原総一朗みたいになってきた」