さらに古舘は「これからはもう違うと?はっきり言っちゃってください」とヒートアップし、「俺、だんだん田原総一朗みたいになってきちゃった。はっきり言って!」と促す。
澤上氏は「もう1つ考えなきゃいけないのが、資産、資産と言っていることによって、日本の将来の暮らしさがスポッと抜けてしまう。仮にアメリカ株が上がり続けたとして、それに日本人が投資してお金・財産ができても、日本の経済はスカスカ。我々の暮らしがダメになってしまっていたら、何のための金なのか。使い道がなければ豊かとは言えない」とコメント。
その上で、「もう一つの側面である未来。例えば、自己投資は“将来こうなりたい”から今頑張る、企業であれば“社会課題を解決したい”“こんな商品を生み出したい”から先行投資をする。そういう意味では、投資はやはり未来を作れる。未来を作った結果、“ご苦労さん”として戻ってくるお金が投資リターンなので、順番を変えてお金、お金にいかないようにすることだ。今は意思を持たない投資家が多いので、ここを変えたら日本は面白くなると思う」と述べた。
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