財務省解体デモ
【映像】参加者熱狂「財務省解体デモ」の現場
この記事の写真をみる(3枚)

 先月21日、財務省前で大きな声が響き続けた。「財務省分割!財務省解体!」「消費税をぶっ壊す!財政均衡主義をぶっ壊す!」。訴えたのは減税など国民負担の軽減と財務省の解体。この“財務省解体デモ”はSNSなどを中心に徐々に拡散した。今週、国会でも質問が飛ぶと、石破茂総理は「国民の皆様方のご不満、お怒りというものがそういう形で体現されているということは、私どもは等閑視(無視や軽視)すべきではないのであって、ご理解をいただくべく更なる努力をしていかねばならない」と答弁した。

【映像】参加者熱狂「財務省解体デモ」の現場

 財務省は国の予算や税金の仕組みを作り、国有財産、紙幣・貨幣の管理など、国の金を扱っている役所。財務省がGOサインを出さなければ、各省庁が求める金が回らず、つまり国民のための金も十分に回らないとも言える。そんな財務省に対して、SNS上では厳しい声が日増しに拡大している。「ABEMA Prime」ではデモの主催者とともに、財務省の意義、さらには主催者でさえ戸惑いを見せる拡散について考えた。

■1カ月足らずで全国規模になった「財務省解体デモ」
この記事の写真をみる(3枚)