また時事問題をYouTubeなどで発信する笑下村塾代表のたかまつなな氏は、財務省の中で働く人々の生の声を紹介した。「財務省の知り合いが何人かいるので、今回の件をどう受け止めているか、話を聞いた。本当に安月給で深夜、終電まで働いて、こういうデモが聞こえてくる中で『本当に一体誰のためにやっているんだろう』という徒労感がものすごくあるとおっしゃっていた。その方がおっしゃったのは、本来政治の役割は予算をどういう風に、どこにいくら使えるか(を決めること)。だが今の政治家は、減税するとか、配るのを増やす予算増に大きく目が向いているということ。そんな中で、バランスを取ろうとしている役目を結局押し付けられるのは財務省じゃないか、と。そうすると財務省がやっぱり悪者に見える」。
塚口氏としては「別に財務省だけの問題であるとは思っていない」ものの、「経済問題に対してデモをやる時に、どこでするかとなれば、国会でやったらやったで『財務省に行け』とか言われる。なので、財務省は一番、経済政策の象徴的な場所だ。(与党の)自民党は自民党で、別にいろいろな考えを持っている議員がいる。また、あそこでデモをして中に声が届くかなというところもある」と、デモをする上での効果についても語った。
(『ABEMA Prime』より)

