「自然発火は気象的な条件が十分でないと恐らく起きない」
日本防火技術者協会の鈴木弘昭理事は、「自然の状態だと木の枝同士がこすれて自然発火ということになる。だが、自然発火は、例えば“フェーン現象(風が山を越えて斜面に沿って山を下る際、風の温度が上昇する現象)”が起こったとか、そういう気象的な条件が十分でないと恐らく起きないと思う」と述べている。
「ほとんどが人為的なもの」
自然発火しやすい条件が揃っている場所が国内にあるかどうかを尋ねると、「いや、あまり聞かない。林野庁の報告などでもほとんどが人為的なものだと言っているので、おそらく自然発火は少ないと思う」とのことだ。
では、不注意で火事を起こしてしまった場合、その人はどのような責任に問われるのか? こうした事例に詳しい、濵門俊也弁護士は、火事の原因が「火の不始末=失火」と仮定した上で…
「重大な過失が認められた場合には損害賠償責任を負う」

