■婚活に疲弊に疲弊した人々「自己肯定感がどんどん削られていく」

婚活市場に若者が参戦?
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 かなさんは、年収600万円の会社員(メーカー)だ。婚活期間は30歳目前から37歳までで、きっかけは30歳を前に、結婚できていない自分が許せず、まるで「売れ残ったクリスマスケーキ」だと焦ったことだった。合コンや街コン、マチアプ、ツイッター婚活、相談所などで婚活したが、付き合っても短期間で別れ、結婚に至らなかった。

 なぜ結婚できなかったのか。求めていた男性像は「顔、雰囲気、性的に惹かれるか」で、逆に学歴や年収は気にしなかった。理想の男性像は「EXIT兼近大樹だ。結婚できなかった理由を自己分析すると、「ビビビッ!という直感で相手を選んでしまった」「好きな人と結婚したいが、好きになる人がダメ男」「リミットを決めず、理想の人を探し続けてしまった」といった点が挙げられた。

 当初の心情を「30歳目前で、2年間付き合っていた彼氏に突然振られ、『20代のうちに結婚できない』という現実にぶつかった。当時は『25歳過ぎたら売れ残りのクリスマスケーキ』といった価値観が残っていて、結婚を意識するようになった」と振り返る。

 7年間の婚活では「5人の男性と付き合ったが、どうしても“良くない男性”を好きになってしまうことが多かった。結婚願望がある男性を、なかなか好きになれなかったのが、一番よくなかった」そうだ。「婚活していないときの私は幸せだが、しているときはずっと『選ばれない』という気持ちがある。もうやめたほうが人生は楽しいのではと、今年からやめた」。

 結婚に至らなかった理由には、“リミット”を定めなかったことも挙げている。「何歳までに結婚して、子どもを産んで…というビジョンを描けていなかった。いつか好きな人が現れて、『結婚したい』と言ってくれたら幸せだと、漠然と考えていたため、理想の男性を探し続けて、結果として“ダメンズ”ばかりと出会った」と反省する。

■婚活を続けるのはメンタルがきつい?
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