【ラグビー】スコットランド代表35-29ウェールズ代表(3月8日・日本時間9日/スコティッシュ・ガス・マリーフィールド・スタジアム)
選手からすれば、何がダメだったの?と呆然とするシーンだった。76分、ウェールズのFBブレア・マレーが、相手のタックルを弾き返し、さらには跳ねるようにかわして突進、仲間のトライをサポートする好プレーを見せたと思われたが、その後のビデオチェックでまさかのトライキャンセルに。思わず表情を歪めるシーンがあった。
問題のシーンはウェールズが22-35とリードされた76分。残り時間は少なかったが、まだまだ諦めないウェールズは、スコットランド陣10メートルライン付近からのハイパントをキャッチ。すぐに俊足のマレーに渡した。173センチ・75キロと小柄なマレーだが、タックルで突進してきた相手にしっかり当たり返して弾き飛ばすと、そこから猛ダッシュ。さらに相手のタックルを跳ねるようにしてかわすと、最後なNo.8のタウルペ・ファレタウにラストパス。逆転勝利に望みをつなぐトライを演出したかと思われた。
まさかのトライキャンセルシーン
