【写真・画像】石破政権に“奇妙な安定感”? 一方で西田亮介氏「自・公・維・国を足しても3分の2いかない極めて不安定な状況」 1枚目
【映像】「自・公・維・国を足しても3分の2に行かない」とどうなる?
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「主権者の皆様の声に謙虚でありたいと思っている。もう一度、あの野党のときの気持ちを取り戻し、勇気と真心を持って真実を語り、あらゆる組織と対話をする」(石破総理)

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 週末に行われた自民党党大会で、少数与党として臨んだ石破総理は「有権者の声に謙虚でありたい」と語った。一方、総裁選のライバルだった2人は不満を漏らしている。

「最近思うのは一つひとつの政策にしても、のみ込むことはのみ込んでも、我々が言うべきことは野党に言わなければいけない。その部分がやはり少し弱い」(小泉進次郎議員)

「政策の意思決定が二転三転しているように私自身は感じている」(小林鷹之議員)

 意思決定が二転三転した政策として象徴的だったのが、高額療養費制度だ。当初は今年8月から段階的に患者の負担額を引き上げていく方針だったが、その後、治療を長期で続ける患者の自己負担については引き上げない方針であると説明。結局、8月の負担上限額の引き上げ自体の見送りを表明し、方針の見直しを重ねた。

 石破総理は「私どもとしてこれが十分にがん患者の皆様方はじめご意見を承っていなかったという深い反省を持っている。プロセスが十分でなかったという反省のもとに患者の方々がご不安を抱えたまま決定をするということをしないという決断をした」と述べ、反省の言葉を繰り返し、当事者の声を十分に聞けていなかったことを振り返った。

 野党が制度の見直し自体を凍結するよう求める一方で、党内からも夏の参院選を危惧し、反発の声が上がっていた。執行部内から「最初からやめるべきだった」「ガバナンスがきいていない」などと不満が噴出した高額療養費制度をめぐる混乱。

「野党の言うことばかり聞いていたら到底勝てない」という声もあがる中、国会後半戦で石破総理がどんな舵取りを見せるのか、注目されている。

 石破総理はさらに「もう一度自由民主党が国家のために、国民のために、そして世界のために、外交であり安全保障であり、経済政策であり社会保障であり、農林水産であり教育であり、自由民主党こそが国民の最も近いところに、自由民主党こそが国民の怒り、悲しみ、喜び、苦しみ、それを一番知っているのは自由民主党である、そういう誇りを持って今年に臨んでまいりたい」と決意を述べた。

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