協議の結果、両者の体が出るのが同時と見て取り直しに。取り直しの一番では立ち合い再び激しくぶつかると、一気に前に出る長村に対し、今度は一翔がはたき込んで回り込む展開。だが土俵際、一翔が押し出そうとしたときに膝から崩れ、またもや際どい決着となった。
館内はどよめき、行司の木村猿ノ助が自信なさそうに一翔に軍配を上げると、客席からはざわざわと笑いと拍手が起こった。再度物言いがつき、協議の結果、一翔の膝が先に出ていることが確認され、行司軍配差し違えで長村の勝ちとなった。“つきひざ”で敗れた一翔は1敗目。勝った長村は2勝目を挙げた。
際どい“行司泣かせ”の一番に、ABEMAの視聴者からは「自信なさそう」「行司も大変だな」「ドンマイです」と同情の声が。客席がざわめく“珍事”にも「大阪らしい沸き方」「ザワザワ」「盛り上がるw」と注目するファンが相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)
土俵際で何をしたんだ? 16歳の“天才”小兵に敗れた力士“あ然” 体重72.7キロ差を制した劇的決着2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





