JR静岡駅に設置されている2体の“裸婦像”に対し、静岡市の難波喬司市長は「今の時代にそぐわない」と指摘し、話題となっている。
【映像】思春期の男子中学生がイタズラし…“捨てられたような姿”で発見された裸婦像
この2体は「洗濯する女」と「勝利のヴィーナス」というフランスの巨匠ルノワールの作品で、それぞれ世界に14体しかない超貴重なもの。静岡市内にはこの他にも、複数の「裸婦像」があるとのことだが、難波市長は「芸術作品を否定するわけではないが、作品の鑑賞環境に、ふさわしい場所に置くべきではないか」と述べた。
多くの人の目に触れる場所ではなく、美術館など閉ざされた空間に設置することが望ましいとのことだが、ネットでは「公共の場は子どももいるから気になるのかな?」「変な配慮 裸婦像を卑猥だと思う人いるの?」「裸婦像を置くのは別にいいんだけど 意味ある?」とさまざまな声があがっている。
裸婦像は公共の場所にふさわしいのか。『ABEMA Prime』で、静岡市長と、過去に作品を撤去された経験を持つ彫刻家と共に考えた。
■「理由もなく撤去しようとしてるわけではない」
