日頃から交流があるからこそのギャップがツボに!?全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ1位決定戦、関東B 対 中部が3月15日に放送された。藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)は師匠で監督の杉本昌隆監督(56)の対局中の真剣な表情が気になって仕方ない様子。仲間から「気合が入っている」と指摘されると、「確かに違う(笑)」と笑いが止まらなくなっていた。
中部の3勝1敗で迎えた第5局・大将戦。ここでは、チーム監督を務める杉本八段が、相手チームのエースでもある伊藤匠叡王(22)との対戦カードとなった。伊藤叡王と言えは、昨年の叡王戦五番勝負では藤井竜王・名人との死闘の末にタイトルを奪取した令和のトップ棋士だ。早指し戦でも高適正を見せ、チームのエースとして重要対局を任されている。
公式戦を含めても本局が初手合いの両者。杉本監督は、「タイトルホルダーとの一戦なので、思い切りぶつかるだけです。何も期待しないでください(笑)」と語り対局場へと向かった。「期待はしないで」と話していた杉本八段だが、盤の前に着けば表情は一変。端を突き越した四間飛車で若き王者へと挑んでいった。
藤井七冠も認めた!?いつもと違う杉本八段
