チーム中部の控室では、杉本監督の愛弟子の藤井竜王・名人がやや不安げな表情も。仲間に「相手(伊藤叡王)は作戦(の全容)知っていますからね、絶対。けっこうメジャーな…」と苦笑いも見せていた。弟子の心配をよそに、師匠はやる気満々。仲間の宮嶋健太四段(25)から「すごい気合入ってますね、顔が」と指摘されると、藤井竜王・名人も「顔が、確かに違う(笑)」と語り笑顔を見せていた。
藤井竜王・名人と言えば、信頼している師匠だからこそ見せる“塩対応”も注目ポイントだ。健闘する師匠の様子が気になって仕方がないといった表情に、ファンからは「いじられる師匠w」「顔を突っ込まれるとはww」「積極的にイジる聡太」「師匠いじり」「ししょーイジり」「密かに気合入ってるのか」「聡ちゃん楽しそうで良き」「聡太のびのびしてて何よりw」と多数のコメントが寄せられていた。
しかし、対局は伊藤叡王が穴熊を活かし、急所を捉えた攻めがさく裂。危なげのない指し回しに、杉本監督は完敗を喫することとなった。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




