アニメ「DEATH NOTE」の物語は基本的にシリアスな雰囲気が漂っている。だからこそ、真面目に発したつもりの一言が、妙に面白く感じられることがある。夜神月（CV：宮野真守）が第2のキラのビデオメッセージを見て発したセリフは、今なお使われ続けている伝説級のネットミームになっている。
【映像】月「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」（10分24秒ごろ～）
顔と名前がわからなければ殺せなかったキラとは違い、第2のキラは、顔を見ただけで相手を殺すことができる。さらに、第2のキラはキラを崇拝し、接触を望んでいた。そう推理したL（CV：山口勝平）は、キラである疑いのかかる月に第2のキラの存在を伏せたまま、捜査協力を依頼した。
Lは月に、これまでの捜査資料と第2のキラがテレビ局に送った未公開のビデオを見せる。もしビデオを視聴後、月の口から「第2のキラ」の可能性が出れば疑いは晴れるが、出なければLが月を疑う余地が残るという算段だった。
月はLの表情から何かを察し、第2のキラの可能性を示唆する。その結果、Lの推理が有力ということになり、まずは第2のキラを止めるために月に本物のキラを演じるよう依頼した。月の演じるキラのメッセージをテレビで放送し、第2のキラに勝手な行動を慎むように呼びかけた。
第2のキラである弥海砂（CV：平野綾）は、キラからのメッセージに大喜びし、さっそくビデオメッセージを返した。しかし、その内容はデスノートを持つ者同士にしかわからないことに無警戒に触れるものだった。「死神」や「死神の目」の存在を、ペラペラと喋ってしまっていたのだ。
伝説のネットミーム誕生の瞬間は
