清水容疑者は、東京都内のタワーマンションに住み、SNSでは自身の高級車や高級時計など、派手な生活をアピールしていた。しかし裏の顔は、「悪質リフォーム界のカリスマ」的な存在だった。SNSでは、自撮りする清水容疑者の後ろで、大人数が「もっと金を稼ぎたい」「本気でやれば役職にもなれる」と意気込んでいる朝礼の様子も上げられていた。

 誰でも出入りできる貸しビルに入る清水容疑者が実質経営する会社は、人の出入りなどは確認されず、空き部屋状態になっていた。会社が入居する貸しビルの関係者が、匿名かつ音声なしを条件に話してくれた。「半年以上前に移転した。社員たちがゴミをあちこちで捨てる行為や、車をビルの前に止めっぱなしにするなど苦情があった」。

 近隣にある店の店員は「社員は20〜30代が多く、ヤカラっぽい感じ。手にジャラジャラ付けてる感じの人たち。朝礼の声が大きく、窓を開けて朝礼するので、迷惑している人は多かった」と振り返る。

 従業員は、飛び込み営業をする“アポインター”や、契約を結ぶ“クローザー”などの担当に分かれて、「屋根の瓦がずれている」などと不安をあおり、不必要な工事の契約を結んでいたとみられる。

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