南1局は序盤から、ソウズの混一色が色濃く見えるまたもチャンス手。中を仕掛け、1索をポン。最後はチャンタのおまけつきで北単騎待ちのテンパイだ。亜樹も仕掛けてテンパイ、浅井と菅原もリーチでぶつかる。供託のリーチ棒が2本揃った直後という、この上ないタイミングで園田は北をツモ。中・チャンタ・混一色で満貫、これで勝負あり。
園田はオーラスも菅原のリーチをかわす1100点のツモで逃げ切り、個人3連勝で9勝目。個人成績は+402.4まで伸び、暫定MVPだ。試合後のスタッツを見て河野は「チーム状況が良いからこういう結果になるのか、個々の技術と運がマッチしてこうなるのか、よくわからないが、園田が素晴らしかった!」とこの日を総括した。
試合後は恒例の“しゃべくり”。MVP争いには「園田もいますよ!というのをアピールしたかった」とコメント。「暫定ですからね」と添えたが、目はギラギラ。南1局、そしてオーラスと、ライバルの攻めをひらりとかわす加点ができたことには「『あ!ツモ!』が2回ありましたね、気持ち良かった!」と満足げ。
最後は「園田賢、タイトルが一つもありませんので、MVPを取って『私、こういう肩書があるんですよ』といえるような選手になりたいと思います!」と改めてタイトル奪取を宣言。視聴者は「園田賢初タイトル期待しとるで!」「賢!ファイト!」「頑張れ賢!!!」と応援のメッセージを送っていた
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