審判団が土俵に上がり協議をしているなか、土俵下では次の取組を控えていた序二段四十八枚目・福東(玉ノ井)が咄嗟に千代福のもとへ。ほどけそうになっていたまわしを締め直す気づかいを見せ、視聴者は「これぞ和の心」「直してあげるのカワイイ」とほっこりしていた。
協議の結果、爽の体が出るのと千代福の足が出るのが同時と判断され、取り直しになった。取り直しの一番では、立ち合い前に出た千代福に対し、右四つで両まわしを十分に引いた爽が出し投げ気味の上手投げに出た。だが爽は先に足が完全に出てしまっており、勝利は千代福の手に渡ることになった。
しかし前のめりに勢いよく突っ伏した千代福は自分が敗れたと勘違いしたようで、土俵上の所定の位置に戻ると勝名乗りを受けずすぐに降りようとしてしまうハプニングが発生。行司がすぐさま「おいおい、勝ってるよ。勝ってるよ」と呼び止め、“珍展開”に館内はどよめき、振り返った千代福はホッとした表情を浮かべていた。千代福は寄り切りで勝って2勝目。爽は4敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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