アニメ「薬屋のひとりごと(くすりやのひとりごと)」は、日向夏氏が小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿している同名小説を、自ら加筆・修正し書籍化したライトノベルを原作とするアニメ作品です。後宮を舞台に薬屋の少女が活躍する謎解きエンタテインメントで、「月刊サンデーGX」(小学館)と「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)の2誌にて、小説を原作とした漫画作品もそれぞれ連載されています。
この記事では、アニメ「薬屋のひとりごと」に登場する武官、馬閃(ばせん)について、初登場のエピソードや声優、家族などを解説します。
目次
- アニメ「薬屋のひとりごと」とは
- 「薬屋のひとりごと」馬閃の基本情報!声優や年齢などのプロフィールを紹介
- 馬閃の初登場は?
- 馬閃の父親は高順、兄弟も登場する?
- 馬閃の武官としての実力は?
- アニメ「薬屋のひとりごと」馬閃のまとめ
アニメ「薬屋のひとりごと」とは
花街で薬屋をしていた主人公の少女・猫猫(まおまお)が、人さらいに遭い、後宮の下女として働くところから物語が始まります。女たちの噂と陰謀が渦巻く後宮にあっても薬と毒にしか関心のない猫猫は、自身が薬師ということを隠して目立たないように日々を過ごし、年季明けを待っていました。
あるとき、帝の御子が次々と病にかかっていることを知った猫猫は、花街での経験からその原因に思い当たります。放っておけずに匿名でそれを知らせたところ、後宮を取り仕切る美形の宦官・壬氏(じんし)に気づかれ、帝の寵姫の毒見役に抜擢されました。その後、壬氏は、後宮や宮廷で起こる数々の事件を持ち込んでは、猫猫に謎解きをさせるようになります。面倒だと言いながらも、好奇心旺盛な猫猫は持ち前の洞察力と薬の知識で次々と事件を解決していきます。
「薬屋のひとりごと」馬閃の基本情報!声優や年齢などのプロフィールを紹介
馬閃は、壬氏の補佐や護衛として従者を務める高順(がおしゅん)の息子です。母親は壬氏の乳母であったことから、馬閃は壬氏の乳兄弟にあたります。おもな任務は壬氏の従者ですが、壬氏の依頼で調査に出向く猫猫の付き添いを任されることもあります。
馬閃の基本情報【プロフィール】
アニメ初登場時の年齢は18歳です。「薬屋のひとりごと」では、年齢は数え年で記載されているため、満年齢では16~17歳ということになります。
当時の身長は170cmほどで、原作小説における猫猫との初対面の印象では、顔には幼さが残り、体も出来ていないと書かれています。父親は高順で、顔などは父親似ですが、父親よりも小柄です。
馬閃の基本情報【声優】
馬閃の声を演じているのは、橘龍丸(たちばな たつまる)さんです。
橘さんは10歳のときから、父親が座長を務める旅一座「橘小竜丸劇団」で役者として活動し、毎月転校を繰り返していたという異色の経歴の持ち主です。劇団を退団後、舞台やミュージカルに活躍の場を移し、2019年には「歌舞伎町シャーロック」の小林寅太郎役を務めました。声優としてのおもな代表作は「群青のファンファーレ」桜庭惣司朗役、「アオアシ」大友栄作役などです。
馬閃の初登場は?
馬閃の初登場は、アニメ第5話です。木刀を手にて壬氏の鍛錬の相手役を務め、打ち合いの軍配は壬氏に上がりました。壬氏は「腕を上げたな」と馬閃を褒めますが、力任せの剣術ではまだまだ壬氏にかなわないと馬閃は自分で語っています。
猫猫と初めて関わるのは、アニメ第15話の「鱠」の回です。猫猫は、河豚を食べて昏睡状態になった官僚の自宅へ調査に行き、そこで原因が河豚ではなく好物の海藻を使った鱠(なます)であったことを突き止めます。その調査に出向く猫猫の付き添いをしたのが馬閃でした。
名目上、猫猫が付き添いという形になり、馬閃は初対面の猫猫に対して無愛想な態度をとります。とはいえ、猫猫もフレンドリーな性格ではないので、あまり気にしていない様子でした。そのときの猫猫は、馬閃が高順の息子だということを知りませんでしたが「誰かに似ている」と感じています。
その後、第16話で猫猫が彫金細工師の家へ行ったときにも馬閃が同行しています。そこで、しゃがんでいる猫猫をのぞき込む馬閃の顔を見て、猫猫は「高順に似ている」ことに気がつきました。
久々に登場したのは第35話です。狩りに誘われて避暑地へ赴く壬氏に、猫猫、高順と共に同行しています。
馬閃の父親は高順、兄弟も登場する?
馬の一族は、代々皇族を守る武官の家柄です。父親の高順は壬氏の従者をしています。兄弟など他の家族は、アニメには登場していません。
馬閃の武官としての実力は?
登場時はまだ成長期ということもあり、馬閃の体格はそれほど大きくありませんが、異常に力が強く、いざというときの直感にも優れています。剣技においては壬氏のほうが優れているのですが、戦闘においては訓練以上の実力を発揮するタイプのようで、壬氏も信頼を置いています。
アニメ「薬屋のひとりごと」馬閃のまとめ
馬閃は高順の次男で、壬氏の補佐や護衛をする武官です。気心の知れた乳兄弟で、その怪力を始めとする武官としての資質から、壬氏からも信頼を寄せられています。アニメでもこれからさらに活躍することが予想されるので、楽しみに待ちましょう。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
この記事の画像一覧アニメ『薬屋のひとりごと』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 猫猫 | 猫猫の正義感が幼子を救う |
2 | 無愛想な薬師 | 媚薬の出来はバッチリ!? |
3 | 幽霊騒動 | 奇行の裏の真実に気づく猫猫 |
4 | 恫喝 | ガチギレ猫猫のマジビンタ! |
5 | 暗躍 | そばかすを落とした猫猫の顔 |
6 | 園遊会 | 「これ、毒です」猫猫が本領発揮 |
7 | 里帰り | 高順の前で素が出てしまう壬氏 |
8 | 麦稈 | 「一夜の対価」に壬氏、硬直 |
9 | 自殺か他殺か | 猫猫の死生観、壬氏の懊悩 |
10 | 蜂蜜 | 変態に追い詰められる猫猫 |
11 | 二つを一つに | 阿多妃の過去が明らかに |
12 | 宦官と妓女 | 猫猫、指先だけならお触りOK |
13 | 外廷勤務 | 官女とのドロドロバトル |
14 | 新しい淑妃 | 「女の園の秘術」を教授 |
15 | 膾 | 曲者な軍師・羅漢が来た! |
16 | 鉛 | 鍵の開かないタンスの謎 |
17 | 街歩き | 妓女の価値を下げる方法 |
18 | 羅漢 | 猫猫と羅漢の関係が明らかに |
19 | 偶然か必然か | 命を守るため、猫猫が走る |
20 | 曼荼羅華 | 壬氏が飲む薬の効果 |
21 | 身請け作戦 | 隙あらば嫉妬する壬氏 |
22 | 青い薔薇 | 羅漢の目に映る人々 |
23 | 鳳仙花と片喰 | 妓女・鳳仙と羅漢の悲恋 |
24 | 壬氏と猫猫 | 壬氏の頭突きを食らう猫猫 |
25 | 猫猫と毛毛 | 壬氏、恍惚の表情でネコ吸い |
26 | 隊商 | 小蘭、猫猫にムニムニほおずり |
27 | 冬人夏草 | 亡くなった中級妃と毒きのこの謎 |
28 | 鏡 | 絶世の美女の正体はまさかのやり手婆 |
29 | 月精 | 闇に浮かび上がった“美女”壬氏 |
30 | みたび、水晶宮 | 梨花妃のビンタに深い理由 |
31 | 選択の廟 | 皇帝の爆弾発言に焦る壬氏 |
32 | 皇太后 | 皇太后の“呪い”発言が怖すぎる |
33 | 先帝 | 高順にあやされるギャン泣き幼少壬氏 |
34 | 怪談 | 本気のガチホラー回 |
35 | 狩り | 猫猫と壬氏、襲撃からのずぶ濡れ急接近 |
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