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 一方、東京シェアハウス合同会社代表の森山哲郎氏は「一概にサラリーマンを悪く言うのは違うのでは」との考えを述べる。

「バットを振らない、バッターボックスに立たない人生はもったいないと思うが、会社員という制度自体、安全依存性みたいなものができやすい仕組みになっている。経営者がホームランを打てるような体制をいかに作るか。例えば、ホームランを打った社員が次の年に社長をやってもいいとか、会社の仕組みを自由に考えてもいいと思う」

 株式会社シティー・ジー・ネット代表取締役の網屋義博氏は、社内で起こる“衝突”に言及する。

「会社の状況を従業員と共感できなくなった時に衝突が起きると思っていて、理解をしてもらえた途端に離職率もグッと下がる。常に会社の方向性を示し、良いことも悪いことも従業員と共有していくことが大事だ」

古舘伊知郎「サラリーマン脳・経営者脳と分けるのもナンセンスかも」
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