直後、萩原が引いたのは中。これで役満の可能性が高まった。「天才かよw」「くるか!?」「ハギーを信じろ!」「これはハギーだ!」と視聴者はもう大興奮だ。中田が發を切り、これはポン。役満のリャンシャンテンだ。さらに2索をチーしてイーシャンテン。「普通の捨て牌ですよ、發は1鳴きですよ!?」と古橋の実況にも熱が籠る。
EX風林火山・勝又健志(連盟)がここでリーチ。直後に中田が白を切り、萩原はポンして待望の役満テンパイだ。リーチは厄介だが、アガリ牌以外をツモ切ってくれる以上、チャンスは増大。しかも勝又の待ちは山にない。視聴者は「きたー!きたー!きたー!」「雷電!雷電!」「あばばばばばばば」「大三元聴牌!」と大騒ぎ。さらに中田もリーチをかけ、舞台はクライマックスに。
萩原の中は山に1枚、シャンポン待ちの相方、6筒は2枚。スター雀士が役満を決めるのか、放送席や視聴者が固唾を飲んで見守る中、勝又が6筒を掴み、白・發・小三元のアガリで満貫を獲得した。河野は「白、スルーからのね、良い選択したね!」とこのアガリを絶賛。視聴者からは「そっちかーいww」「ありゃ!」「惜しいw」「ローピンかいw」「ハギーやったな!」「ハギーナイス上がりだよー!!!」と多数の反響が寄せられた。
三元役が見える時は、警戒されないように1枚目をスルー。古いセオリーだが、ハマればその効果は絶大だ。試合後の萩原は「1鳴きは2000点になってしまう」「まだ始まったばかりだし、ちょっと待って、大きく行ってみようかと思ったら、たまたまうまく行きました」と謙遜交じりに当時の思考を明かしていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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