佐藤康光九段
【映像】佐藤康光九段のぎこちない京都弁
この記事の写真をみる(2枚)

 思い出したように使ってみた京都弁、変だった…?日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」、予選Aリーグ2位決定戦、関西A 対 関西Bが3月22日に放送された。試合は関西Aがスコア5-1で勝利、本戦への進出を決めたが、この試合でも白星を挙げて、予選通算6勝1敗と活躍したのが佐藤康光九段(55)。エンディングでは、まさかの関西弁リクエストに照れながら使ってみるサービス精神を見せた。

【映像】佐藤康光九段のぎこちない京都弁

 日本将棋連盟の前会長でもある佐藤九段は京都出身。永世七冠にも輝き、現会長でもある羽生善治九段(54)と同世代でしのぎを削った、いわゆる「羽生世代」の一人として活躍し、タイトルも13期獲得。その独創的な指し回しは今なお、後輩棋士やファンたちを楽しませ続けており、これに本人が「普通だと思うんですが」と語るまでがセットになっている。

 勝てば本戦出場が決まる試合で、佐藤九段は副将として第4局に登場。相手はタイトル経験もある関西Bのエース斎藤慎太郎八段(31)だった。佐藤九段が先手から居飛車・矢倉、斎藤九段が後手から居飛車・雁木と、相居飛車で始まると、40手あたりまでは比較的昔ながらの駒組みで、お互いじっくりと形を整備した。

佐藤康光九段、ぎこちない京都弁
「アドバイス…?」突然の振りに“キョトン顔”の藤井七冠
この記事の写真をみる(2枚)