石破総理の“10万円商品券配布”問題を受け、野党からは「自民党政権の慣行ではないか」との追及の声が上がっている。
そんな中、自民党の大岡敏孝議員は「私が初当選した約12年前。商品券的なものであったことは間違いない」と、第2次安倍政権下に総理公邸で行われた会食にあわせ、金券を受け取ったことを明らかにした。
「当時の認識は私は党からいただいたものだと思っていました。党所属の議員として、厳しい選挙を戦って勝ち抜いたわけですから、それを敢闘賞・努力賞として褒めていただいたんだと思っていました。少なくとも、当時の安倍総理から手渡されたわけではないと思います。そんなやり取りはなかったです」(大岡議員)
大岡議員が明かした内容について、日本大学危機管理学部教授/東京科学大学特任教授の西田亮介氏は次のような見解を示す。
「大岡議員はあまりメディアに出慣れた方ではない印象だ。カメラの前で緊張したのだろうか。12年という設定も面白い。おそらく公訴時効を過ぎ、民事上の責任を問われない期間だ。仮に、過去に触法行為があったとしても、いまから責任を問われることがないので言っているのではないか」
「もう1つ考えられることは、いま派閥が弱体化しているということだ。ある問題に対して、何を言っていいのか、言ってはいけないのかということを共有できていないので喋ってしまった側面もあるのでは」
(『ABEMAヒルズ』より)
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