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【MLB】ドジャース5－4タイガース（3月27日・日本時間3月28日）
3月27日（日本時間3月28日）に行われたロサンゼルス・ドジャース対デトロイト・タイガースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った野手の想像を超える一打が注目を集めている。
1-0、ドジャース1点のリードの3回裏・ドジャースの攻撃、2死走者なしの場面で巡ってきた1番・大谷の第2打席。上手くコースを散らしながら幻惑するタイガース先発のタリック・スクーバルに対し大谷は、ボールをよく見極めてつつカウント2-2とすると、勝負の5球目、やや甘く真ん中に入ったスライダーを強振。やや重い快音とともに転がった打球は、一二塁間に向って球足速く転がる高速ゴロに。これをタイガースのセカンドを守るグレイバー・トーレスが、横っ飛びで押さえにかかるも、その凄まじい打球の威力ゆえか、打球はトーレスのグラブを弾き、そのままライトの左へと転がる強襲ヒットとなった。
横っ飛びでキャッチを試みたとはいえ、やや余裕を持っての横っ飛びでありながらも、それを力強く撥ね退けるかのように抜けていくこととなった打球速度109マイル（約175.4km）の一打に、ABEMAの中継で解説をつとめていた川﨑宗則氏は、「打球スピードが速いんで。（打球が）グラブ当たった瞬間に衝撃が。今、衝撃で（グラブを抜かれた）。（グラブが）負けてるんですね。相当トーレスも（グラブで）押しにかかってるんですよ？そんなときは結構押すんですよ。じゃないと（打球に）負けちゃうから。それをやっぱ打球速度が速い人は、（グラブが）押されちゃうんですよ。（グラブそのものは打球に）届いましたね」と、驚いた様子でコメント。ネット上では「怖すぎ…」「野手可哀想だな」「捕れる選手いないだろ」といった様々な反響が巻き起こることに。
大谷といえば、昨季もこうした爆速打球を連発し、打球速度182km/hの痛烈な一塁への当たりがファーストのグラブを弾き、ヒットになったことも。バットの長さを変え、さらにそれを使いこなす力を身につけたことで、より力強い打球が飛ぶようになったとされる今季だけに、今後もこうした一撃に対する相手野手の警戒は強まりそうな気配だ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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