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【映像】“関東ダービー”両軍作戦会議室の様子
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 今度こそ頂点へ――。前年準優勝の関東Bが、2度目の本戦への扉をこじ開けた。全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ2位決定戦、関東A 対 関東Bが3月29日に放送された。取られたら取り返す!両軍が一切譲らぬ拮抗した戦いを展開し、最後は関東Bの伊藤匠叡王(22)が試合を決め、5勝4敗で勝利を手にした。この結果、関東Bは本戦へ進出。関東Aは予選敗退となった。

【映像】“関東ダービー”両軍作戦会議室の様子

 地域を背負い、予選突破をかけてトップ棋士10人が集結した“関東ダービー”。ここでは、両軍どちらも一歩も譲らぬ大激戦が繰り広げられた。

 全員が出場するステージ1では、関東Bが好発進。第1局では高見泰地七段(31)が同門の佐々木勇気八段(30)に、第2局ではチームの監督代行を務める永瀬拓矢九段(32)が関東Aの羽生善治監督(54)にそれぞれ勝利。2連勝で好スタートを切った。しかし、第3局では中村太地八段(36)、第4局では郷田真隆九段(54)が連敗し、スコアは2勝2敗に。それでも第5局の大将戦では関東Bのエース・伊藤叡王が木村一基九段(51)から白星を飾り、ステージ1を3勝2敗で折り返した。

永瀬監督代行が引き継いだ思いとは?
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