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【中継】伊藤叡王VS斎藤八段 注目の開幕局(生中継中)

 将棋伊藤匠叡王(22)に斎藤慎太郎八段(31)が挑戦する第10期叡王戦五番勝負が4月3日、愛知県名古屋市の「神楽家」で開幕した。伊藤叡王の初防衛か、斎藤八段の奪取か、短期決戦となるシリーズ開幕戦を制するのはどちらか。振り駒の結果、先手は伊藤叡王に決まった。

【中継】伊藤叡王VS斎藤八段 注目の開幕局(生中継中)

 伊藤叡王は、2020年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:2期)、順位戦B級1組。昨年の叡王戦五番勝負で全冠保持者だった藤井聡太竜王・名人を3勝2敗で破り、初タイトルとなる叡王を獲得した。棋戦優勝は新人王戦で1回。2024年は将棋大賞の「優秀棋士賞」に2年連続で選出された。タイトル保持者として迎える本シリーズでどのような戦いを見せるのか、その真価に大注目が集まっている。

 一方、挑戦者の斎藤八段は、2012年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:4期)、順位戦B級1組(A級:4期)。2018年度の王座で、過去には名人戦ほか5度のタイトル戦を経験している。今期の叡王戦では、段位別予選の八段戦Aブロックを突破。本戦トーナメントでは大橋貴洸七段(32)、豊島将之九段(34)、永瀬拓矢九段(32)、糸谷哲郎八段(36)を破り自身初となる叡王挑戦を決めた。

 両者の公式戦対局成績はこれまでに1局のみで、伊藤叡王が白星を飾っている。タイトル戦で初対戦となる両者は、このシリーズでどのような作戦をぶつけ合うのか。その一手一手から目が離せない。

 開幕局の舞台は、名古屋市の老舗料亭「神楽家」。築90年以上の歴史を持つ日本家屋で、栄の中心ながら静寂な空間が保たれている対局にはぴったりの場所だ。 

 持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は伊藤叡王に決まった。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わる。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【放送】第10期 叡王戦 五番勝負 第1局 伊藤匠叡王 対 斎藤慎太郎八段
【放送】第10期 叡王戦 五番勝負 第1局 伊藤匠叡王 対 斎藤慎太郎八段
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