杉田水脈氏
【映像】自身の発言を謝罪し深々と頭を下げる杉田水脈氏
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 今夏の参院選で自民党から公認を受けて出馬を決めた前衆議院議員の杉田水脈氏。2017年から自民党に加わり、保守層から強い支持を集めてきたが、政治資金収支報告書の不記載、いわゆる裏金問題では、1564万円の不記載が発覚。政倫審に出席しないまま、10月に行われた衆院選には公認が外れたことで不出馬。議員バッジを外すことになった。しかし次の参院選に比例区で出馬することが明らかになると、裏金問題、さらには過去の問題発言などが再びクローズアップされている。

【映像】自身の発言を謝罪し深々と頭を下げる杉田水脈氏

 問題発言の一つとされているのが2016年、国連会議でのもの。自身のブログに差別的とも取れる投稿をしたことが、後に札幌・大阪法務局に人権侵犯と認定されるまでに至った。「ABEMA Prime」に出演した杉田氏は、この際の発言に対して「傷ついた方に対して深くお詫びいたします」と謝罪。その上で、自身が国連会議の場で浴びせられた言葉などについて「私も罵倒された。売り言葉に買い言葉」と弁明も行った。

 杉田氏の発言で問題視されたものの一つは、2016年に国連会議に出席した際に出たものだ。「ジュネーブの国連の女子差別撤廃委員会に行った時のもの。その時の状況は、100人ぐらいの集団の方にわっと囲まれて『お前、杉田水脈だろう!』とか、すごく罵声を浴びせられた。そういう状況があったので、本当にきつい言葉遣いになってしまった。すごく怒りながら書いたブログだった」という。ブログでは「目の前に敵がいる!大量の左翼軍団です」「彼らは一目でわかります。ハッキリ言って“小汚い”」のほか、アイヌ民族や在日コリアンに対する差別的発言が記述されていた。

■過去の発言が人権侵犯と認定
“#りんたろー逮捕へ”に本人の思いは

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