フジテレビの親会社の大株主である資産運用会社のトップがANNの取材に応じ、企業体質改善のためには、業界以外から経営者を招くことが望ましいとの考えを示しました。
「第三者委員会から出てきたフジの人権でありコンプライアンス意識の低さ、女性蔑視のような体質を変えることができるのか」「こういう苦境に対して向き合った経験があるような方で…業界の方だけでなく財界の人も含めて象徴的な方が来られることが本来は望ましい(と思う)」(レオス・キャピタルワークス 藤野英人社長、以下同)
フジ・メディア・ホールディングスの株式を5%以上保有するレオス・キャピタルワークスの藤野社長は、新しい経営陣について、社外取締役や女性の割合が増え若返った点を評価しました。ただ、第三者委員会の報告書によって明らかになった企業体質を変えるには、テレビ業界以外からガバナンスを理解している経営者を招くべきだと述べました。留任した取締役の交代を求める外資系ファンドに賛同する可能性もあるとしています。
「物言う株主」として知られる旧村上ファンド系の投資会社が新たに大株主になったことについては…。
「村上さんが出てこられて事態がより複雑化したと思う」「村上さんとダルトン(大株主の外資系ファンド)会社側と3つのアイデアが出てくる」
株主総会については、大株主が様々な提案をし委任状争奪戦になる可能性もあるが、事前の話し合いで調整すべきだとしています。(ANNニュース)
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