■「“駅前タワマン方式”は時代に合わなくなっている」

小林史明氏
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 環境副大臣で自民党衆院議員の小林史明氏は、「“駅前タワマン方式”は時代に合わなくなっている。『先に箱だけ作って、人が集まればいい』という考え方が元になっているが、人が集まることと、にぎわいのある豊かな地域コミュニティーができることは無関係だ」と考える。

 中野の再開発については「今の場所をリノベーションして、1回だけでもみんなで使い、集まった人で『中野サンプラザのDNAって何だっけ』『街としてどうしたい』からアイデアを作り出す」という案を出す。「区が勝手に決めた建物ができて、新しい人が住んでも、『本当に中野として良かったのか』という結論になる気がする」。

 牧野氏は「タワマン購入者には、外国人が非常に多い。また、実際には住まずに、半年~1年後に売却する投資家も多い。タワマンが金融商品化していて、にぎわいもへったくれもない。『中野区が投資商品を作って売った』となれば、そこにDNAはなく、ただ投資マーケットを応援しているだけになる」と指摘した。

 (『ABEMA Prime』より)

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【映像】中野に新宿...相次ぐ「再開発」延期に見直し 税金投入でタワマン建設の是非
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