まるで熟練の料理人が仕上げた一品を堪能するような感想が集まった。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月7日の第1試合、セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が逆転でトップを取ったが、反撃の口火となった南1局1本場のアガリには、その手順から手つきまで、ファンを魅了することになった。
醍醐といえば、レギュラーシーズンでは最終戦に劇的な倍満をアガリ、自身初となるMVPに輝いた。その打ち筋は、十分に積み上げたキャリア、知識、観察力などが合わさったもので、プロ・アマ問わず各雀士から高い評価を得ている。
レギュラーシーズンのチームポイントが半分になり、リーグ3位から逆転優勝を狙うセガサミーフェニックスは、この醍醐をセミファイナルシリーズの初戦に起用。立ち上がりは赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)がリードする展開になったが、醍醐は慌てることなくひたひたと追走。そして迎えた南1局1本場は、実力者らしい打ち筋が輝いた。
味わうような“ねっとりツモ”Mリーグ 日程
- 5月16日(金)
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