勢いが牌に乗り移った?それとも牌の活きがよかった?「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月7日の第2試合でU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)が、一撃でトップ目に浮上する親の跳満ツモ。この瞬間、仲林の手元で牌が踊り、ファンの間で話題になった。
卓を離れた場所では、Mリーガーの中でも指折りの“陽キャ”として知られる仲林。それでも試合中は実に冷静、手つきも落ち着いたもので、オーソドックスながらも緻密に考えられた麻雀で、ハイレベルなところで安定した麻雀を打ち続けている。20試合の短期決戦、早くも2戦目から登場した仲林は、親番の東3局に入ったところでは、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)と並んで、1万9900点持ちの3着目だった。
仲林の配牌は面子が1つと、決して絶好というものではなかったが、ここからツモが伸びた。ソウズが伸び、さらに赤5万も引いたことで打点力がアップ。対戦者からは鳴きの仕掛けが入り、スピードも求められる中、11巡目に六万を引いたところで、2・5索待ちのリーチを決断。山に4枚と、十分に戦えるものになった。
活きがいい牌が暴れてる?■Pick Up
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