この時点で佐々木の持ち点は3万1900点で、白鳥と1万1400点差の3着目。満貫ツモで逆転できる中、佐々木は「一応、平和を付けたくて」「赤を使えれば何でもリーチ」と、配牌からあった赤の五万を活かしてリーチをかけた。直後、園田からアガリ牌が零れ落ち、リーチ・一発・平和・一気通貫・赤・ドラ・裏ドラの倍満・1万6000点（＋600点、供託1000点）を成就。「すごっ！」「倍満で伸びた！！」「最後は魔王らしいアガリで締めくくった」などと放送席を熱狂させた。
試合後、佐々木は「オーラスは、満貫ツモの条件が残っている状況だったのが幸いだった」と発言。超ド級の一撃については「難しい麻雀だったんですけど、うまくいきました」と語った。チームは現状5位。ファイナルシリーズ進出には、4位以上に入らなければならない。これに関して佐々木は、「一応、（累計）300ポイントくらいを目標にやれたらいいな…という思いで僕は（セミファイナルシリーズに）入りました」とコメント。「セミファイナルシリーズで200ポイントくらい稼いで、上との差を縮められたら」と続けた。「まだまだ先は長いというか。ただ、気を抜いていると、あっという間に終わってしまうので、300ポイントを目指して頑張りたいと思います」。悲願の優勝に向けて、次戦以降も魔王が卓上を焼き尽くす。
気になるチームポイント状況Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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