【NASCAR】第8戦 Goodyear 400/ダーリントン・レースウェイ(日本時間4月7日)
アメリカでトップクラスの人気を誇るNASCAR(ナスカー)中継の途中に映しだされた過去の印象的なレース映像に、実況・解説陣やファンの目が釘付けになるシーンがあった。
今回のレースは、1950年にオープンした長い歴史を持つオーバルトラック「ダーリントン・レースウェイ」での開催ということで、歴代の名ドライバーや名マシンをオマージュしたボディカラーで各チームがレースを戦うことになる。
レース中盤に突如、映像が切り替わると、そこに映し出されたのは、ダーリントン・レースウェイの過去のレース映像。「43」のゼッケンを貼った水色のマシンがコンクリートウォールにクラッシュし、ひっくり返って逆さまになっているところに、10名ほどのチームクルーが集結してくるシーンだった。
これを観た解説の古賀氏は「プリムスですね。もうカーズの世界ですね」と言うと、実況担当も、ディズニー・ピクサーのアニメ映画『カーズ』シリーズは、このNASCARが舞台となっていること。そして、「(『カーズ』は)タイヤチェンジもまだ5ナット時代ですよね」と意気揚々と語り出す。
さらに古賀氏が、「リチャード・ペティカラーですよね」と、NASCARの歴史上、最も偉大なドライバのひとりで“キング”の愛称を持つ、リチャード・ペティ氏の名前を挙げる。このペリーが付けていたゼッケンが「43」であり、その象徴とも言えるボディカラーが鮮やかなライトブルーだった。
次に、現在のNASCARで「43」を付けるエリック・ジョーンズのマシンが映し出される。これは、やはり名レーサーだったジョン・アンドレッティのオマージュカラーということだが、やはりライトブルーが使われていることで、“ペティブルー”を思い起こさせられるファンもいたに違いない。結果的には、いろいろな人が楽しめた、「スローバック・ペイント・スキーム」だったのではないだろうか。
視聴者からは、「急なリチャードペティのクラッシュシーン」「今のプリムススーパーバード?」「心臓に悪い」「衝撃映像やないか」「あのクラッシュがきっかけでウインドウネット装着のきっかけだった気が」「ペティブルー!」などと、NASCARの歴史に詳しいコアなファンからのコメントが集まった。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?




