4月7日（日本時間4月8日）に行われたニューヨーク・メッツ対マイアミ・マーリンズの一戦で、メッツ・千賀滉大が先発登板。切れ味鋭いスイーパーで三振を奪った。
1-0、メッツ1点のリードで迎えたこの試合の5回表・マーリンズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った1番ハビエル・エドワーズに対して千賀は、カウント3-1から3球連続で粘られてフルカウントに。そして勝負の8球目、千賀が投じたのは外角低めいっぱいのところへのスイーパー。これが面白いように変化し、エドワーズは空振り三振に。するとエドワーズはまるで千賀のボールを確認するかのように球審に話しかけると、どこか不思議そうな表情で、なにやら呟きながらベンチへと引き上げていくこととなった。お化けフォークが来ると見せかけてスイーパーという、千賀の頭脳的な奪三振シーンに、ネット上では「冷静すぎる」「これはエース」「こんなん打てない」「ここでスイーパーｗ」「バッターなんか言ってる？」といった様々な反響が巻き起こることに。
千賀といえば、その代名詞ともいえる“お化けフォーク”が印象的であるものの、そこの日は全77球のうち、スイーパーを7球投げており、そこに19球のカットボール、24球のカーブを織り交ぜることで、より一層、“お化けフォーク”が効果的に。こうした多彩な投球と、冷静沈着なマウンド捌きで、今季もメッツ投手陣の柱となりそうな気配だ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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