【MLB】ナショナルズ 5-6 ドジャース（4月9日・日本時間10日／ワシントンD.C）
「これぞ大谷翔平」と言わんばかりの迫力あるプレーとなった。ドジャースの大谷翔平投手はこの日のナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場。本塁打こそ出なかったが、この日も2安打1盗塁を記録。第4打席では大谷らしい気迫あふれる走塁でチャンスメイクした。
ドジャースが1点ビハインドで迎えた7回表。9番打者のパヘス外野手が同点本塁打を放った直後の打席に入った大谷は、ナショナルズのサラサール投手と対戦。変化球で慎重に攻めてくるサラサールに追い込まれるも、カウント2-2から内角に来た153キロのストレートを叩いた。
しかし打球はボテボテの内野ゴロとなり、セカンドのガルシア内野手がこれを捕球してのセカンドゴロになるかと思われたが……大谷の懸命な走塁にたじろいてしまったガルシアは、深めに守っていたこともあり、上手く打球を捕球できず。その間に大谷はすでに一塁ベースを駆け抜けていた。
当初の記録はセカンドのエラー。とはいえこれで勝ち越しのランナーとなった大谷は続くベッツ内野手の打席の場面、カウント1-0のところで盗塁を敢行。あまりに完璧なスタートを切ったためか、ナショナルズのルイーズ捕手も二塁に送球できないほどだった。
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