政治学者・佐藤信氏「使わないと人生損する」国会図書館が数年で激変 デジタル化で自宅から“歴史上の人物の声”が聞けるように

ABEMAヒルズ
(3/5) 記事の先頭へ戻る

デジタル化で進化する国会図書館

知らないと損するサービス
拡大する

 デジタル化された中で、特に一般市民でも楽しむことができるシステムを佐藤氏にあげてもらった。

 「国立国会図書館デジタルコレクション」(通称「デジコレ」)。このサービスでは、国会図書館が所蔵する大量の書籍や雑誌を電子化している。

 「読むと資料は汚れたり壊れたりする。また、国会図書館は1冊ずつしか所有せず、申し込んで閲覧することしかできないため、同時に読むこともできない。そこで、デジタル化を積極的に進めた。著作権が完全に切れているものに関しては完全公開、インターネットで何の登録もしなくても閲覧できる。それ以外でも、利用者登録をすればログインして家からでも閲覧できるものもたくさんある」と佐藤氏は説明する。

 デジコレには書籍だけでなく、録音や映像資料も含まれる。佐藤氏が紹介したのは1922年、大隈重信の演説のレコードだ。レコードの音声を流しながら、「当時の大隈重信はものすごい人気で、彼が演説すると多くの聴衆が集まった。そのため録音のレコードが配られたりもした。ただ、今聞くと何を言ってるかもよく分からないし、なぜ人気だったのかも分からない。時代が感じられて楽しい」と語った。また、伊藤博文自筆の書簡(手紙)など、貴重な歴史的史料も多く収録・公開されている。

「次世代デジタルライブラリー」の活用
この記事の写真をみる(5枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る