「恐ろしいものを見た」藤井聡太七冠、名人戦開幕局から魅せた!“異次元”の収束に「こういうのを見せつけられると…」解説棋士もあ然 将棋藤井聡太 2025/04/11 11:51 拡大する 絶対王者が見せたあまりにも美しく恐ろしいほどの強さに、解説棋士も圧倒されるばかりだった。 将棋の第83期名人戦七番勝負が4月9日に開幕。防衛3連覇を目指す藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に、タイトル戦で5度目の激突となる永瀬拓矢九段(32)が挑戦するシリーズに、初戦から大注目が集まった。 振り駒で挑戦者の先手と決まると、戦型は両者得意の角換わりに。今年3月に行われた前期の棋王戦五番勝負第3局の▲藤井棋王 対 △増田康宏八段戦で千日手が成立した将棋をなぞる展開とあり、藤井名人の研究があることは必至だ。「壁銀とはなるものの、玉は深い」と判断し採用した藤井名人に対し、初の9時間の将棋に臨んだ永瀬九段は、たっぷりと持ち時間を投じてその真意を探ることとなった。 続きを読む 関連記事