■利益だけ追求するアクティビストの存在も
“外の血”“外の風”が入ることで企業風土も変わり、イメージも払拭できるという期待もある一方で、やはり投資家は投資家として、利益のみを追求することもあるという見解もある。テスタ氏は「僕の予想だが、村上さんは株が上がったらいなくなる。本当に経営をどうしようではなく、今ここで仕掛けて、こう言ったらこうなるという計算を立てて、そこで売ろうというのが見えている。アクティビストが大事な場面もあるが、アクティビストにも種類がある」と、株主たちが最後まで企業とともにあるわけではないと指摘した。
この意見には鈴木氏も同調する。「想像だが、村上さんがもう株を売っている可能性もある。アクティビストも千差万別で、いろいろな人がいる。会社のためを思って言っている人もいれば、本当に自らの利益のことしか考えていない人もいる。その意見を経営にどう取り入れるかは、やはり経営者に求められているところだ」と、フジ側が株主に言われるがままに動くことの危険性も突いていた。
(『ABEMA Prime』より)
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