一連の騒動によりフジテレビ、親会社のフジ・メディア・ホールディングスが揺れる中、フジ・メディア・ホールディングス株をめぐる動きが話題になっている。8日付で筆頭株主になったのが、野村絢氏。投資会社・旧村上ファンドの代表、村上世彰氏の長女で、旧村上ファンド系の投資会社と合わせて、11.81%を取得した。株式保有の目的には「経営陣への助言や重要提案行為」などとしている。一方、大株主であるアメリカ投資ファンド、ダルトン・インベストメンツは一連の騒動の責任は取締役会にあるとして、経営陣の刷新を要求している。さらに5%以上の株を保有するレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長も、野村氏の登場により、事態が複雑化したと見ている。
フジ側も取締役の数を半減させ日枝久取締役相談役も退任、企業ガバナンスの見直しを図る中、いわゆる“物言う株主”は、どこまでの影響力を誇るのか。「ABEMA Prime」では、投資の専門家とともに今後の展開を予想した。
■物言う株主、続々と登場■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・「ABEMA NEWSチャンネル」知られざる番組制作の舞台裏