実績のある経営者が日本課題に挑む全く新しい「実績重視」の政治トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #2』が4月11日に配信。元広島県安芸高田市長で地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏が、自身の考えに対する経営者らの追及に答えた。
株式会社シー・ビー・ティー・ソリューションズ代表取締役社長の野口功司氏は、「石丸さんの道の先にあるものは?」と投げかける。「理念・政治、イデオロギーと言ってもいいと思うが、それを持たない人でも入れる政党というのはどうなのか?少なくとも石丸さんに成し遂げたいことがないと、人気取りで石丸さんの力を使って選挙に勝ち、話題になってしまう。それこそ一番嫌いな政治屋を生み出すのではないか」。
これに石丸氏は、「いろんな意見が飛び交う、まさにエンタメだ」と反応。「うちの父親は野球をやったことがないのに、『ピッチャーを変えろ』などと叫んでいる。それがエンタメの良いところで、みんなが気になって意見を出したくなる。でも、そうして観戦している人たちがいるからプロ野球という興行は成り立っているわけで、今すごく良い現象が現れていると感じた」と、発言の意図を語る。
その上で、イデオロギーについては「掲げないのが特色」「それが邪魔になっている認識がある」と説明。「日本維新の会や自民党、国民民主党などは、国政政党で右か左かを決める。しかも、議院内閣制で多数決をとって決まるので、イデオロギーがないとまとまらない。しかし、自分がやっている地域政党・政治団体は、あくまでも地方議会。地方議会は二元代表制で、多くの国民がイメージする国会とは違う。地方政治における議会の役割は首長の監視・監督なので、この中にイデオロギーはそんなにいらないはずだ」と述べた。
野口氏の「石丸さんはどうしたいのか?だ」との問いには、「そういうものをやりたい、つまり政治改革をしたい人間。知事を目指す時には“東京都としてどうするか”を語ったが、今は都議選がターゲット。自分が出るのではなく、政治団体を作ったのは、ここで政治改革をやろうというのが目的だ」と答えた。
番組MC・古舘伊知郎も思わず口を挟む
