すると、第1セット16-14の場面で注目のシーンが訪れる。鵜野がサーブのチャンスを得ると、相手を騙す鋭く曲がって落ちるボールを相手コート中央に落として見事なサービスエースを決めたのだ。この場面はSNSでもファンが「幸也〜(泣)」「鵜野くん」と、28歳のアウトサイドヒッターの勇姿を目撃し、その別れを惜しむ声が寄せられた。
この第1セットでは強烈なスパイクで得点を挙げるなど、選手人生の全てを出し切るプレーで躍動。フルセットにもつれ込む激闘の全セットでスタメン出場して、サーブで3得点、バックアタック4本を含む16得点と存在感を放った。そして試合後にはチームメイトからの胴上げで労われながら、6シーズンのキャリアに幕を下ろした。
なお、試合はヴォレアス北海道がセットカウント3-2で勝利。最下位という苦しいシーズンの中でも、来季に繋がる勝ち星を挙げた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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