先月11日、人気ライバーだった22歳の女性が、新宿・高田馬場の路上で配信中に、リスナーの男(40代)に刺されて死亡する事件が起きた。容疑者はライブ配信で場所を特定。「多い時で月10万円ほど投げ銭をした」といい、2人の間には金銭トラブルもあったとされ、女性に貸した250万円ほどが返ってこないと、訴訟も起こしていたという。同様のトラブルが起きないかと同業のライバーたちも戦々恐々とするが、人気や収入を得たいライバーと、それを応援するリスナーの関係の歪みは存在し「いつか起きると思っていた」という声もある。
リスナーの一人・りゅうたろうさんは、これまで約3000万円を投げ銭に使ってきた。「自分が何とかしてあげたい、自分がっていう気持ちがどんどん歪んできた。『自分がその子を育てている』みたいな、彼女的な感覚に陥ったというところある」。また刺殺事件についても「リスナー側としては気持ち的に分かる部分はある。ただ、やはり犯罪は良くないかなと思った」とも述べた。「ABEMA Prime」では、りゅうたろうさんになぜ3000万円もの大金を投げ銭に使うことになったのか、その心境や理由を聞いた。
■多額の投げ銭「ちやほやされて自分が見えなくなった」
