しばし、どちらを選ぼうかと悩んだからこそ、なおさら悔しいシーンがある。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月21日の第1試合でセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)が、親番の東1局でテンパイ形の変化ができるタイミングで少考、そのまま維持したものの、直後に待ちを変えていればアガれた牌がこぼれるという悔しいシーンがあった。
攻守のバランスに長けた竹内は、Mリーグ1年目から好成績。チームのポストシーズン進出に大きく貢献し、チームの初優勝に向けてもさらなる活躍が期待される選手。親番の東1局では、いきなりダブ東、赤を含んだ五万がそれぞれ暗刻と、三暗刻さらには役満・四暗刻まで期待できそうな配牌を手に入れた。
その後、なかなか思うように進まなかったため、リーチは諦め9巡目に九万をチーして、ダブ東・赤でカン2索のテンパイ。2索はドラで、アガれれば満貫確定だったが、ドラ待ちではあるだけに、容易にアガれるものでもなかった。
竹内元太、苦悩の選択Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




