山本の好調の理由については、「ストレートの制球力とスプリットが良くなった。今年の彼のスプリットは“ストライクだ!”と思ったらボールゾーンに落ちる」と分析。対して「昨年調子が悪かった時は、リリースした瞬間にすでにボールになると分かってしまっていた」と、昨季との違いを明確にした。そして「今シーズンはストレートもスプリットも打者には同じように見えている。なので由伸の球は打者にとって全部同じ軌道に見える球でも、ある球はまっすぐ、ある球は落ちたりする。これが奪三振が増えた理由だ」と、山本の投球の進化を詳細に解説した。
山本の“魔球”スプリットが更なる威力を増し、打者を翻弄している。この勢いで、ロバーツ監督の言う「特別なシーズン」を作れるか。山本由伸の挑戦は続く。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

