【MLB】カブス - ドジャース(4月22日・日本時間23日/シカゴ)
カブスの今永昇太投手が、大谷翔平擁するドジャース戦に先発。試合開始早々大谷を打席に迎えたが、1球目を投げる直前にマウンド上で大谷に対し軽く会釈する“祝福”のような仕草を見せた。
昨季15勝3敗、防御率2.91の好成績を収めた今永は、今季もここまで2勝1敗、防御率2.22と抜群の安定感を見せている。ドジャース戦には3月の日本開幕戦で先発すると4回無安打無失点の快投。大谷も2打席凡退に抑え、メジャー通算で7打数無安打1三振と封じている。
大谷は4月18日(日本時間19日)から2試合、産休にあたる「父親リスト」入りし欠場していたが、19日(同20日)に第1子となる長女の誕生を自身のインスタグラムで報告。20日(同21日)の試合から復帰すると、自身は無安打に終わったものの、敵地ながらスタンドには「翔平パパおめでとう」といったボードが見られるなど祝福ムードとなっていた。
大谷の“パパ初安打”が期待されたこの試合、先発今永が迎えた最初の打者が1番・DHの大谷。ここで今永が粋な仕草を見せる。初球を投げ込む前、大谷が打席に入るのを見守ると、会釈するようにクイっとうなずいたのだ。
一瞬の出来事だったが、それは一昨年のWBCで共に戦い世界一に貢献し、メジャーでも共にチームの中心選手として活躍してきた者同士が通じ合ったやり取りのように見えた。大谷を「世界最高の打者」と評する今永からの祝福のアイコンタクトだったに違いない。
この打席大谷をサードゴロ(エラー)に抑えた今永は、その後も2三振と大谷を3打数ノーヒットに抑え、通算で10打数ノーヒットと無安打を継続している。
なお2点リードで3勝目の権利を持って降板した今永だったが、2番手ケラーが7回にドジャース打線につかまり5失点。今永に勝敗はつかなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見