ファミリー層のハートも掴み人気がさらに爆発し、販売5日で5万台の受注を受けて、現在は受注停止状態だ。一部カー雑誌などでは「納車4年待ち」との情報もあるが、4年ではすまない可能性もあるという。高橋氏は、「シエラから移行した人たちを優先した。純粋に『ノマドが欲しい』と注文した人たちの分は、まだ回っていないのではないか。もうちょっと長いこともあり得る」と予想する。
そこまで待っても手に入れたいジムニーの魅力は、どこにあるのか。「やっぱり“未完成”なところがいい。ジムニーは未完成。それを完成させていくのがオーナーだ。こういうアナログな車の方が『こうしたい、ああしたい』『ここをもっと良くしたい』と思ったら、それができる」(高橋氏)。
納車が遅れる理由とは?
