南1局は佐々木に跳満をツモられ、ここで瑞原は2着目へ後退。続く南2局は中を仕掛け、満貫をテンパイするも、瀬戸熊のリーチに日向が2600点の放銃となり実らず。勝負は南3局の親番に持ち越された。
この局、瑞原はドラも赤もない配牌。下家の佐々木の仕掛けをケアしながら、丁寧に手をまとめた12巡目、待望のテンパイが入り即リーチで反撃だ。瀬戸熊の追っかけリーチがかかり、その瀬戸熊からラス牌の1索でロン。リーチのみの2000点だが、親番を繋ぐ価値あるアガリとなった。
そして迎えた同1本場、瑞原の手は赤五万含みで1メンツ、先制リーチが狙える格好。役牌の中から切り出し、13巡目にリーチをかけた。瀬戸熊が仕掛け、佐々木も満貫のテンパイをダマテンしている。佐々木に放銃すれば痛恨の大失点、トップの可能性がほぼ潰えるという正念場だ。ここで瑞原の勝負強さが活きた。16巡目、1索をツモ。裏ドラを1枚乗せ、リーチ・ツモ・赤・裏ドラの1万2000点(+300点)が完成。これで佐々木をマクりトップ目に立つ。
「トップ自体も久しぶりな気がする」Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




