南4局1本場は2つ仕掛けてテンパイ。親の佐々木のリーチがかかるも、危険牌の赤5筒を切って真っ向勝負。直後に佐々木が、瑞原の当たり牌である2索を掴みゲームセット。対局スタジオを去る際には、カメラへ微かに笑顔を見せた。
勝利者インタビューでは「うれしいです、セミファイナルうんぬん抜きにしても、トップ自体も久しぶりな気がするので。特にパイレーツは前回が4着・4着で、リカバリーできたのはホッとした気持ちです」と笑顔を見せた。南4局1本場は「行くしかない、腹を括っていた」と説明。佐々木の手が親倍満含みの大物手だったことについては「高目2万4000点だって!」と笑いながら振り返り、改めて「勝てて良かったです」。
5年ぶりとなったセミファイナルでの勝利。前回の2019-2020シーズンはセミファイナル導入元年で、瑞原にとってはルーキーイヤー。この年は魚谷侑未(連盟)擁するセガサミーフェニックスと最終日の死闘を制して、初優勝を果たしている。呪縛を解き放った瑞原が、ファイナルへ向けチームに勢いを付けた。
【第1試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)5万300点/+70.3
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)3万2400点/+12.4
3着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)1万2300点/▲27.7
4着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)5000点/▲55.0
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





