■飢餓とは?

望月亮一郎氏
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 そもそも飢餓とは、身長に対して妥当とされる最低限の体重を維持し軽度の活動を行う必要なエネルギー(カロリー数)を摂取できていない状態のこと。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの望月亮一郎氏は、飢餓状態にあることで「例えば病気にかかりやすくなったり、食料を得るために争いが生まれたり、様々な問題の原因にもなっている」と考えている。

 また、「7億人以上の方が飢餓に直面していると言われているが、アジアが1番多く、3億8000万人以上。アフリカでは3億人の人たちが飢餓に苦しんでいて、総人口の約2割を占める状況が起きている」と説明した。

■アメリカ政府からの緊急食料支援の打ち切り
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