このリードを保ち、黒沢が逆転勝利。ファイナル進出を競う高宮に、ラスを押し付けての価値あるトップとなった。試合後のインタビューでは「前試合でとんでもないポカをやらかして…そこまでチームが苦戦して、逆連対が続いていた中で、私が流れを変えられるチャンスがある試合だったので、本当に罪が重いなと思っていました」とコメント。さらに黒沢は「それ(ミス)を引きずっているといろんなものが怖くなってしまう」「とにかく前向きに、申し訳ないけれど忘れて打たせてもらおうという気持ちで打ちました」「気持ちで負けない、と言い聞かせていました」と試合前の心構えを語り、気持ちを切り替えて当試合に臨めていたようだった。
オーラスは多井のリーチに“一発消し”の鳴きも。これについては「最善手を打って行こうという気持ちで、一発消しはしたことがないのですが、ちょっと今日は使ってみました」と熟考の過程を振り返り、苦笑いと共に「頭が爆発しそう」と語った。ファンも心配になるほどのミスがあった試合を乗り越え、すぐさま挽回のトップ。ファンからは「素晴らしいよセレブ」「よくやったよホンマ」「ほんっっっとにありがとうお嬢」と感謝やねぎらいの声が多数寄せられていた。
黒沢の快勝を示す試合結果Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




