苦しいシーズンを物語るような結末だった。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月29日の第2試合に出場した渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が南1局に、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)のダブルリーチに、ハイテイ牌まで粘ったものの、最後の最後に放銃するという残酷な一コマがあった。
【映像】多井隆晴、苦悶の放銃…ローカル役満“石の上にも三年”
渋谷ABEMASはリーグ6位でレギュラーシーズンを突破したものの、トータルポイントはマイナス。セミファイナルシリーズに進出したものの、4選手ともに調子が上向かずポイントは減る一方。チーム最終日を前にファイナルシリーズ進出は絶望的な状況だった。今シーズン最後の試合になるかもしれない出番を任された多井は、可能性がゼロになるまでは奇跡を目指すべく高打点を狙い続けた。
まさかの役満「石の上にも三年」Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




